心を込めた和菓子が人とあやかしの絆を紡ぐ「あやかし和菓子処かのこ庵」1巻

「あやかし和菓子処かのこ庵」1巻

夜庭せな「あやかし和菓子処かのこ庵」1巻が、本日9月4日に発売された。高橋由太の小説を原作としたコミカライズ作品だ。

「あやかし和菓子処かのこ庵」は、あやかしが集う不思議な和菓子屋で働くことになった女性・杏崎かの子の物語。勤めていた和菓子屋を経営不振のためリストラされ落ち込んでいたかの子は、自分のことを知っているという着物姿の不思議な青年・御堂朔に連れられ、東京の下町で神社の境内に建つ和菓子処・かのこ庵へとやって来る。そこはかのこの祖父が借金をして構えた店で、かのこに働いて借金を返してもらいたいと朔は言う。他人を思う心を持ったかのこの作るやさしい和菓子が、人とあやかしを繋ぐ絆となる様子が描かれる。